カッティングシートとは?

「カッティングシート」とは、やや専門的にいうと、塩化ビニル樹脂系フィルムでできた装飾シートのことです。
要は、裏に糊の付いた自由に切ったり貼ったりできる、厚さ約100ミクロンの薄いシールです。
同製品を50年以上にわたって製造・販売しているわたしたち~株式会社中川ケミカルでは「カッティングシート®」と登録商標し、
今では一般的名称として浸透しています。
わたしたちが展開する「装飾用シート」は、いわゆる単色のシートから始まり、スリガラス調シート、本物の金属シートまで、種類は実に1100以上もあります。そして、それぞれがディスプレイ用や長期屋外用、ガラスウィンドウ用などの用途によって使い分けられています。


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装飾用シートの特徴

「装飾用シート」の特長のひとつは、高い汎用性です。
飲食店の看板や、建物の中のサイン、透明なガラスドアの目線の高さに貼られた衝突防止マークなど、身のまわりのさまざまなところに、脇役としてジミに、時には主役っぽく派手に使われている「装飾用シート」。
インテリアデザイナーや建築家といったプロのユーザーの方々だけでなく、一般のお客さまでも使えますし、A4サイズ1枚から購入できます。例えば、自分だけのステッカーをつくったり、プラモデルの彩色に使ったり。耐久性があるので、風雨にさらされる自転車や車にも貼れますし、しかも、貼った後で剥がすこともできるという優れモノです。

 

もうひとつの特長は、材料や加工を組み合わせることで、多彩な表現ができること。

 

例えば、絵柄や文字をマシンでカットし貼ることはもちろん、複雑な絵柄はシートに直接プリントすることも出来ます。また、シートを重ねて貼ったり、ガラスの表裏で貼り分ける方法、透過する材料や反射する材料と組み合わせるなど。他にもたくさんの材料や加工の組み合わせがあります。(今後の連載で随時触れていきます。)

 

アイデア次第で、まだまだいろんな可能性がある素材、それが「カッティングシート」だと、わたしたちは考えています。
このブログでは、そんな「装飾用シート」の魅力、使用のバリエーション、施工の裏テク、
こんなところにも装飾用シートが、といった豆マメ知識も織り交ぜながら、みなさんと一緒に新しい可能性を探っていければと考えています。

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