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C子とS夫が行く! フランクフルト2017

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S夫_元気
S夫:2年振りにフランクフルトに行ってきました。


C_namida
C子:お土産は現地の写真だそうです。ううう。


S夫01
S夫:装飾用シートの海外実例ですよ。貴重じゃないですか。


C子01
C子:マニア垂涎という写真の数々をご覧いただきます。


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S夫_おすまし
S夫:どーですか、C子さん。


C子_シラー
C子:そんなドヤ顔されましても。


S_jito
S夫:前回のフランクフルト編では写真が少ないって文句言われましたから。


C子01
C子:去年も見た《シルン美術館》もありますね。


S夫01
S夫:前回、見逃したカフェでは、ガラスウォールでシートが使われていました。


C子_元気
C子:うっすらと赤、青、緑の部分はシートなんですね。


S夫_元気
S夫:昼間だったからわかりにくいかな。写真はまだまだありますよ〜。


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S夫_元気
S夫:どーーぉぉですか、C子さん。


C子_疑問
C子:うーーん。フォグラスっぽいのとか、SALEの文字はわかるんですけど。3枚目の写真はいったいどこにシートが?


S夫_びっくり
S夫:わからないとな?! いったい何年このコーナーをやってるんですか。


C_tara
C子:そ、それくらい街中に溶け込んでいて、え〜っと(しどろもどろ)。


S夫01
S夫:むっ。一理ある。


C_jito
C子:それと、なんとなく全体に地味・・・(ごにょごにょ)。


S夫_おすまし
S夫:洗練されたデザインと言うべきです。


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C子01
C子:黒と白の2色づかいとはなんとも渋い。日本の店舗ではあまり見かけない配色ですね。


S夫_おすまし
S夫:こういう色味を抑えたシートづかいをよく目にしました。


C子_元気
C子:ドイツっぽい。質実剛健。


S夫01
S夫: 景観を保護する法律が国としてありますし、ドイツ以外でも、EU圏の都市は美観への意識が高いですからね。


C子_疑問
C子:サインとか広告も規制対象になるんですか?


S夫01
S夫:ノボリはもちろん、店舗の袖看板もほとんど見かけませんでしたから、かなり厳しいんじゃないかな。


C子01
C子:自然とモノトーン調のサインに落ち着くわけですね。


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S夫01
S夫:こちらのカフェの事例では、店舗名を表示すると同時に、内と外にいる人の視線をゆるやかに遮っています。


C子01
C子:シートの高さと幅がちょうどいい。


S夫_元気
S夫:弊社のフォグラスでも可能なデザインです。


C子_おすまし
C子:ジミーにPRするS夫さん、社員の鏡。


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S夫_元気
S夫:パッと見は地味でも、凝ったデザインが多いんですよ。シートを1本1本、切って貼って、ストライプをつくったり。


C子01
C子:うむむ、言われないとわからない、マニアな事例。


S夫01
S夫:キューブのカッティング貼りも見かけました。中はオフィスだと思うんですが、往来との目隠しになっています。


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C子_疑問
C子:日本ではこういうシートの事例は珍しいんですか?


S夫01
S夫:なかなか見ませんね。手間がかかりますから。次の事例も何気に凝ってます。


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C子01
C子:雪の結晶かしら。絵柄が細かいですねー。


S夫_おすまし
S夫:カッティング貼りでここまでやるかという。いや、感服しました。


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S夫_元気
S夫:1階は店舗になっているところが多かったです。


C子01
C子:そして道行く人々を店内に呼び込むには、アピールできるスペースがウィンドウのガラス面しかないわけですね。


S夫01
S夫:そう。でも派手にはできない。おのずとデザイン勝負に。


C子_元気
C子:そして洗練される。


S夫_おすまし
S夫:かなりの場所でカッティングシートが使われていたのも、そういう背景でしょうね。日本ではあまりないくらいのボリュームでした。


C子_おすまし
C子:透明なキャンバスに、シートで絵を描く。


S夫_元気
S夫:デザイナーとして腕が鳴りますが、プレッシャーもかかる仕事です。


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C子01
C子:絵柄がまた細かいこと!


S夫_元気
S夫:色は白と梨地の金の2色だけというシンプルさ。金ですよ、金、ゴールド!


C子_元気
C子:連呼するのもわかります。お値段が張りますもんね。


S夫01
S夫:金(ゴールド)は上手に使うとビシッとキマるんですよ。


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S夫_元気
S夫:これも金(ゴールド)の事例です。なんだと思います?


C子_疑問
C子:え? 店舗じゃないんですか?


S夫01
S夫:ブブー。正解はなんと、工事囲い。


C子_びっくり
C子:ええーー!


S夫_おすまし
S夫:下地はブラックの樹脂素材で、鏡面仕上げに金! なんてかっこいいんだ!


C子_元気
C子:白い工事囲いを見慣れている私たちにはビックリです!


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S夫01
S夫:ホテルのチェックインカウンターまわりです。金属色のシートはやはり高級感があるなぁ。


C子_元気
C子:昨年お伝えした「魯山人の食卓 La Table de Rosanjin」を思い出します。


S夫_元気
S夫:マテリオの新シリーズが大活躍。金色は、装飾として世界共通なんですね。


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S夫01
S夫:同じくホテルのロビーフロアです。黒の上に白を切り貼りして、文字を縁取りしています。


C子_元気
C子:凝ってますねー。ん? 2層になっていると断言するのは、つまり・・・。


S夫_おすまし
S夫:触って確かめました。


C_jito
C子:この、お触り魔。


S夫_元気
S夫:人を変態みたいに。当然の職務です。


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C子_疑問
C子:冒頭の写真ではわかりませんでしたが、もしや、車体の文字がシートですか?


S夫_元気
S夫:ピンポーン♪


C_tara
C子:これも”お触り”したんですね。


S夫_おすまし
S夫:地方警察の車(STADTPOLIZEI)はさすがに我慢しました。パトカーの文字は反射シートを切ってつくってましたよ。


C子_元気
C子:青トラマンみたいなのはパトカーでしたか!


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C子_元気
C子:今年はシートを施工している場面には出くわさなかったんですか?


S夫01
S夫:残念ながら。使ってもらおうと、シートの施工道具を持ち歩いてたのに。


C子01
C子:2年越しの夢、かなわず。


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S夫01
S夫:触ってませんが、インフォメーションのサインもたぶん、白抜きのシート。


C子01
C子:こうしてみると、いろいろなシーンでシート素材が使われているんですね。


S夫_元気
S夫:しかも、使い方が実にこなれている。他のEU都市の事例も気になります。


C子_元気
C子:海外出張を増やせとアピールするS夫さんです。


S夫_おすまし
S夫:真面目な話、ドイツの職人さんと一度、語らってみたいなぁ。ビールでも飲みながら。


C_tara
C子:力点が「ビール」にあるような。


S夫01
S夫:べつにポン酒でも構いませんけど。


C子01
C子:どちらにしろ、意気投合する姿が目に浮かびます。


S夫_元気
S夫:言葉は違えど、シートは万国共通なり。


C子_元気
C子:日独対抗の企画展でもやってみては?


S夫_おすまし
S夫:あ、いいですねー。ドイツと日本の空港サインをシート素材の視点で特集してみるのも面白いかも。


sign_kumi

C子01
C子:そういえば、この春の企画展、まだ詳細が決まってませんでしたよね。


S_tara
S夫:どきっ。


C子_おすまし
C子:海外事例をビールで体に流し込んできたS夫さんがどんな会場構成をするのか、楽しみですね〜。


S夫_元気
S夫:こここ、乞うご期待ください!


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